この旅で最大の失態を犯しました。
朝、リヨンの朝は清々しいです。
Bellecour広場は人も疎らですが、通勤ラッシュ時間で地下鉄は人手いっぱいでした。
んで、駅に早く着き過ぎたので、ここで40分くらいぼ〜っとCafe。
朝をもうちょっと早くすれば、もっと長く観光出来たのに・・・。
ちょっと失敗しました。
でもね、これが最大の失態じゃないんですよ。
そろそろかな〜って思って駅の中に入り・・・、
確認して・・・、
TGVに乗車。
勿論、ファーストクラスです。
シートはゆったりですが、個人的には日本の新幹線の方が好きです。
日本の新幹線の自由席の方が良い感じがします。
フランスはヨーロッパ最大の農業国なので、街以外は殆どこんな風景です。
3時間して、14時前・・・、ようやくストラスブールへ到着。
やっぱ遅すぎやんね〜。
せめて10時くらいに着く感じで移動すべしですね。
駅構内は他の駅と変わりませんが・・・、
ん!?
旧駅舎がガラス張りに・・・。
外へ出て振り返ってみると・・・、
凄い!!!
なんじゃこりゃ〜〜〜!!!
よう分からんです。
さて、まずはホテルに行って荷物を下ろさないとキツいです。
何とも可愛い街ですね〜。
そして、ホテルはこちら。
ここの受付の人がまためっちゃいいおばちゃんで優しい〜〜〜!!!
一人なのに部屋のベッドは何故かDouble・・・。
しかもバスは初のバスタブ付き!!!
ホテルを後にして、ホテルのおばちゃんからもらったガイドマップを見ながら、インフォメーションを目指す。
ストラスブールはドイツ国境の街で、川を渡ればそこはドイツです。
だから、建築物もドイツの香りが漂う街並みで、第二次大戦中に何度もドイツやフランスと入れ違ったことのある街です。
だから、複雑な歴史を持ち、ドイツ語を話す人も多いんだとか・・・。
ストラスブールのノートルダム大聖堂の前が中心街です。
その側にインフォメーションがあります。
が・・・、ここで重大なことに気がついた。
ん?
あれ!?
ない・・・。
何でやねん・・・。
待って・・・。
やっぱない・・・。
お金がない!!!
財布じゃなくてお金(ユーロ)がないことに気が付きました。
失くしても何とか出来るようにいろいろ分けて入れてあった。
そして、旅も後半に来てお金が少なくなって来ていたから、おそらくインフォメーションで使うことになるだろうと思っていた。
が・・・、
その封筒がない・・・。
何故だ・・・。
いや・・・、でもきっとバックパックの中にあるんだろう。
そう思い、とりあえずそこはカードで済ませた。
不安になったので、一度ホテルへ引き返すことにした。
ホテルまでは歩いて10分はかかるので結構ロス。
でも、仕方ない。
しかし・・・、全てひっくり返しても、そこにもなかった。
ということは・・・、
何処かでスられたか・・・、
落としたか・・・。
考えてみると・・・、
リヨンの夕食の時、お金が足りずそこから出した記憶はある。
でも、そこから人ごみに紛れた記憶もなければ、スられるようなスキを見せた覚えもない。
分からない・・・。
しかし、ないのは事実だ。
さて、どうしよう・・・。
カードはあっても残りの所持金、現地のお金を持っていないのはヤバい。
考えた挙句、ホテルの前に何処かの銀行の機械があったのを思い出した。
そこからクレジットでキャッシング出来る気がする。
それしかない。
ということで・・・、
50ユーロだけキャッシングしました(^_^;)。
まぁ、失くなったのは70ユーロくらいなので、そんな損失ではないがそれでもショックだ。
結構時間をロスしてしまったが、気を取り直して観光。
ドイツ風の街並みはとても綺麗な街です。
ノートルダム大聖堂はデカすぎて撮りきれません(笑)。
広場にはレストランや、
お土産屋さんでいっぱいです。
インフォメーションで聞いた、約1時間で街中を案内してくれる船の旅があるので、
その時刻に間に合うように移動。
お金のこともありましたが、何とか16時に到着。
暑い中ですが船はいっぱい!
いざ出発です。
日本語ガイドの音声がついていたので、ストラスブールの街のことがよく分かります。
これこそプティット・フランスです。
水門が面白かったな〜。
そこを抜けると、おもちゃの世界でした。
旧市街地を抜けると、今度は新市街地も紹介してくれます。
ストラスブールは中心部を囲むように川があるので、イタリアのヴェネティアと並ぶ水の都としても有名です。
しばらく進むと、行政機関の建物がたくさん見えて来ます。
ストラスブールは欧州評議会、欧州人権裁判所の中心地で、EUの機関が集まる重要な都市の1つです。
これがその建物だったかな。
1時間ほどして戻って来ました。
17時でしたが、日が長いのが救いで、まだまだ観光出来そうです。
この日は昼食をとっていないので、お腹が空いて死にそうでした。
とりあえず暑かったのでアイス〜キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
結構美味しい!!!
お腹空いてるからかな〜。
このノートルダム大聖堂は目につくので、必ず撮ってしまいます。
まだ中に入っていなかったので、入ってみました。
さすがに壮大です!
続いては、行ってみたかった、船からも見たプティット・フランスに行きました。
お花も綺麗で街並みと合わせて絵になりますね。
どうですか!?この街並み。
お伽話の国のようですね。
ここも細かい道が多く、そこら中こんな建物が並んでいます。
こらっ!
昼間っからチューするな〜〜〜!!!
フランスではそこら中でやっています(笑)。
でも、肌と肌が触れ合うという仕草は、日本人はもう少し見習うべきかもしれませんね。
その国の文化かもしれませんが、何だか温かい感じがしました。
ひと通り歩き終えると、少しウィンドウショッピングも楽しまないといけませんね〜。
そうそう、ストラスブールはコウノトリのイメージキャラクターでかなり有名らしい。
これは妹に買ってしまいました(笑)。
道の途中のスーパーで水とコーラを購入し、
愛想の悪い店員さんのアンティークのお店を10秒で退散して、
プティット・フランスのレストランの風景に、
思わず「良いな〜。」って思って・・・、
「京都」って書かれてあったレストランが異常に気になったり、
チョコが異常に食べたくなったり・・・、
子供服に興味津々になっちゃったり(笑)。
そうこうしている内に・・・、
夕食時になって来たので、ちょっとでも安いところを探しまくりました。
なかなか決められない優柔不断。
そして、ここにしてみました。
ちょっと高そうでしたが、他よりも入りやすそうでした。
フランス初のビール・・・、パナシェです(笑)。
よく分からず頼むと出て来た料理。
これ、美味かった〜〜〜!!!
食事が終わると暗くなって来たので、ノートルダム大聖堂に思わずシャッターが・・・。
さすがに人も疎らですね。
でもね、何処もかしこも必ず日本人観光客はいますね。
やっぱ日本人って結構裕福なんだと改めて感じました。
しいて言えば、グルノーブルが一番少ないかな〜って印象です。
小さい街に行けばあまり合わなくなるのも、それは日本と同じですね。
ストラスブールでは、ちょっとショッキングなこともありました。
が、街並みは良かったし、ホテルの人もめっちゃ良い人だった。
次回来ることがあれば、是非利用したいです。
さぁ、明日はパリに戻って・・・、あそこを目指します。
いよいよ旅も終わりに近づいて来ました。